マハーバリプラム

e0040591_1642977.jpg インド4大都市のひとつチェンナイから、南へ海沿いに60km下ったところにあるマハーバリプラムに来た。ベンガル湾に面したリゾート地である一方、世界遺産に登録された数々の遺跡を有する小さな町だ。

海沿いには、7世紀後半に建てられた海岸寺院がある。以前は同じような寺院が7つもあったそうだが、1400年以上も風邪と波にさらされ、いまや残っているのはこの寺だけになってしまった。ふたつ並んだ小さな寺には、各々シヴァ神とヴィシュヌ神が祀られている。


e0040591_1644381.jpgインド人観光客も多く、海岸寺院脇の砂浜には輪投げ屋や射的屋が出ており、そこから町へむかう参道には、貝で作った土産物を売る店や、マサラをまぶした魚を揚げて食べさせる店が軒を連ねている。
そのうちのひとつ、アジやイワシにまじって、太刀魚の揚げ物を売る店があった。身がふっくらしていて、揚げたてはとても美味しい。


e0040591_1645690.jpg海岸から500mほど町へ戻ると、南北1kmにわたる大きな岩山がある。この山のあちこちに古い彫刻や石窟が残っていて、こちらは海から離れているため保存状態もよく美しい。
中でもアルジュナの苦行と呼ばれる、幅29m高さ13mの岩壁に彫られた彫刻はマハーバーラタを題材にした巨大なもの。この象の大きさは実物大というから、この彫刻がどれほど大きなものか分かる。


e0040591_1651062.jpg岩山の周りは芝で囲まれ、公園のようになっており、インド人家族が集っている。その一角にクリシュナのバターボールと呼ばれる巨石がある。下り坂の途中で止まってしまったような不思議な岩だ。その昔象で動かしてみようと試みた人がいたそうだが、押しても引いてもびくともしなかったという。

岩山の小高いところに上ると、マハーバリプラムの町や、遠くの川、辺りを埋め尽くす椰子の木畑が見渡せ、沈む夕日がとても美しかった。

[PR]

by tomokoy77 | 2007-01-06 16:02 | India  

<< ダンスフェスティバル ミーナークシ寺院 >>