描いては消え

e0040591_1752946.jpg南インドのとある町でのこと。

早朝6時、夜行列車を降りて町に出ると、石灰のような白い粉を手に、玄関先にかがみこみ、地面に幾何学模様を描いている人がいた。見ると、同じようにしている人があちこちにいる。

白一色の小さなものから、色粉を使った大作まで様々。模様の中心に花を散らしたり、お香を立てたり。
いずれにしても、この絵は昼の間、人や牛や車に轢かれて消え、また新しい絵が描かれる。町にはそのための色粉や、いくつもの線を同時に描く道具、模様の見本帳などが売られている。


e0040591_1754148.jpg描いては消え、描いては消え。
それを数日おきに繰り返す。

魔除けか、祈りの儀式か。
南インドのあちこちで目にした美しい風習。
[PR]

by tomokoy77 | 2007-01-14 17:04 | India  

<< 椰子の実とり 黄色の祭 >>