余さず食べたい

プリーの浜へ行く。大漁大漁。いわしにしようかひらめにしようか。小さい魚はさばくのが面倒だからと、結局大きなかつおを1尾買って宿に帰る。

e0040591_2195958.jpgコヴァラムのときと同様に、シャワー室の床をかつおの血で真っ赤にそめながら、3枚におろす。ひれを取り、皮をはぎ、1時間かけて刺身にする。
数時間前までベンガル湾を泳ぎまわっていたかつお。スーパーでパックに入って売られている、どこか知らない土地から来た魚とは違う。浜へ行き、猟師が水揚げする様を見て、まだ網の中に入っている中から買ったもの。台所さえあれば、頭も骨も、あら煮にして余さず食べたい。

「いただきます」と手を合わせ、頭を下げる。一片を口に放り込む。しょうがの辛さにも醤油の甘さにも負けない、生き物の味がする。自分で釣った魚なら、もっと旨いだろう。帰ったらどこか釣りに行こうと思う。
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by tomokoy77 | 2007-01-19 20:56 | India  

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