カテゴリ:Guatemala( 15 )

 

バイバイ サンペドロ

e0040591_4524468.jpg山の向こうで雷がびかびか光ってる。

ああ、いいとこだったなあ。
5日じゃ全然足りないんだけど、
これ以上ここにいたら、もう動けなくなりそうだしなあ。

バイバイ サンペドロ。 また いつか。
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by tomokoy77 | 2005-08-10 15:45 | Guatemala  

笑ってほしい

e0040591_616134.jpgなにがあったか分かんないけどさ、
そんなにしょげることないよ。
だって、一年中毎日雨が降る町なんてないでしょう?
え?そんな場所もあるって?・・・困ったな。

ああ。なんだかこっちまで悲しくなってきたよ。
いや、君は気にしなくていいんだ。
あたしが勝手にしょげてるだけだからさ。

もういいから放っておいってって?
じゃあもう放っておくけど、そのまえにちょっと笑って見せてよ。
笑うのって健康にもいいらしいよ。
毎日たくさん笑ってたら癌が治っちゃった、なんて人もいるらしいし。

笑えって言われても、いきなり笑えないって?うーん。
こんなとき、おもしろい話のひとつでもスペイン語でできたらいいんだけどな。
3週間学校に行っただけじゃ無理みたい。えーと、えーと、なんかないかな。


あ、こんなのどう? 「 Te Quiero. なんちゃって。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


あ、笑った。

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君、笑ったらすごくかわいいね!
ああ良かった。君が笑ってくれて。

でも、さっきのは冗談なんかじゃないよ。

君のこと、愛してる。
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by tomokoy77 | 2005-08-10 14:16 | Guatemala  

夕焼け

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オーロラみたいな夕焼けだよ!
心臓に鳥肌立っちゃうね。

こんな夕焼け、日本でもときどき見るどさ、
なんだかんだと忙しくって、
空が暗くなるまでずっと見てることなんてないんだ。




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仕事があったり、待ち合わせがあったり。
夕飯の支度しなきゃいけないとか、
明日は早いから今日は早く寝なくちゃいけないとかなんとかさ。

ゆっくり空見る時間もないなんて。
こんなにきれいな夕焼けなのに。
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by tomokoy77 | 2005-08-09 07:03 | Guatemala  

¡ Hola !

¡ Hola ! やあ!

e0040591_641244.jpg知ってる人にも、知らない人にも、 ¡ Hola !
グアテマラ人にも、外国人にも、 ¡ Hola !
毎日会う彼にも、久しぶりに会う彼女にも、笑顔で ¡ Hola !って。
この村にいると1日に100人くらいと挨拶するんだ。

小学校のとき貼り出してあった今月の標語、
「おおきな声であいさつしましょう」なんて、
この村のどこにも書いてないけど。

日本のみんなに ¡ Hola !
世界を旅してるみんなに ¡ Hola !

だって、あいさつしたら気持ちいいって、みんな知ってる。
日本に帰って、こんな風に知らない人に「こんにちは」って言ったら、
変な人って思われるかな?
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by tomokoy77 | 2005-08-08 15:26 | Guatemala  

夏休み

グアテマラ。アティトラン湖畔の小さな町、サンペドロ。

ボートでサンペドロに上陸。宿を決め、町を一周。
ひとこと。  いいところだねえ・・・

緑の火山にかこまれた湖。
傾斜のきつい坂道。迷路のような小道。
山のコーヒー畑。水辺のとうもろこし畑。
ウィピルを着たかわいい子どもたち。
のんびり昼寝する犬と猫。

e0040591_725306.jpgわたしたちより背の高いすすきの草むらかきわけて、
どんどん歩く。
強い風が吹いて、海みたいに波立つ湖岸で、
軽石拾って流木拾って、くだらない話に大笑い。
暑い日は湖で泳ぐ。
風の強い日は、チェスとトランプ。

ここは島じゃないけれど、ゆっくり流れる時間は島とおんなじ。島時間。

e0040591_9513846.jpg「なんだか、夏休みみたいだね」
「ああ、そういえば、ついこの間まで学校に行ってたんだ」
「8月だしね」
「夏休みだね」
「ばーちゃんちに来たみたい」
「虫かごほしいね」
「虫採りあみもね」


20歳をとうに過ぎた大人たちが、小学生に帰る夏休み。
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by tomokoy77 | 2005-08-07 17:59 | Guatemala  

黒毛グアテ豚 上カツ豚汁 32ケツァーレス

今日、宿代を清算した。アンティグアに24泊していた。
明日、いよいよこの町をを出る。

最後の晩餐は何にしようかと、
アンティグアで同じく学校に通っていた二人(K太郎とぺス)と話し合う。

「カツ丼食いたい」 「肉じゃが食いたい」
「最後だし、両方作ろう!」 「わーい」

献立が決まったところで、買い出しに行こう。
しかし・・・3人前のとんかつを作るのに、一体どのくらいの肉が必要なのか?
全く分からん。なぜなら、とんかつを作ったことがないから。

グアテマラの重量単位はリブラ(Lb)だ。1Lb は 約460g。
肉じゃがも作るんだし、3人前だし、1Lb じゃ足らんだろう。
1.5Lb?いや、2Lb くらい要るんじゃん?

「豚肉 2Lb 買ってきて」
その日の午後まだ授業のあった私は、
すでに前日卒業していたK太郎に買い物を頼んだ。


そして夕方。
学校から戻り、冷蔵庫の中を見て驚愕した。

・・・・・・この巨大な肉のカタマリは何!?

そうだ。2Lbといえば、およそ920g。1kg近い肉だ。
明日の夕食で、これを使い切らなくてはならない。
これを全部・・・。3人で・・・。

「多いんじゃねーのーって思ったよー」 「1.5Lbで十分だっただろー」
二人から浴びせられる、非難の声。

待て。今は争っている場合じゃない。
今は、あれだ。とにもかくにも、豚だ。豚肉料理だ。1kg分の豚を食うことが先決だ。


e0040591_1785673.jpg・・・結果、作ったもの

・カツ丼 (予定通り)
・肉じゃが (予定通り)
・とんかつ (予定外)
・豚汁 (全くもって予定外)

 ぜんぶ肉 ぜんぶ豚  何の祭だ!?


・・・あと3年くらい、豚は食わなくていいです。
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by tomokoy77 | 2005-08-05 23:05 | Guatemala  

卒業

3週間のスペイン語学校通いも、ついに今日終わった。
前夜遅くまでかかって書いた手紙を先生に渡す。

「仰げば尊し」でも聞こえてきそう。
卒業証書なんてないけど、この感じはまさに卒業。

仲良くなったほかの先生や生徒にも別れのあいさつ。
こういうの、何度経験しても慣れんなあ。

¡ Adios ! ¡ Muchisimas gracias !
また会う日まで。  みんな元気で。


Mi maestoro, Hector
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by tomokoy77 | 2005-08-04 21:36 | Guatemala  

メルカド

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メルカド
スペイン語で、”市場”のこと。

スーペルメルカド 
スペイン語で、”スーパーマーケット”のこと。




アンティグアの町には、大きなスーペルメルカドがある。
店名を’ボデゴナ’という。宿からも近くて便利。

平日は午後2時から6時まで学校に行き、毎日学校帰りにボデゴナに寄って、
あらかじめ決めておいた献立に沿って夕食の買い物をする。
本当はメルカドに行きたいのだけど、夕方6時過ぎ、メルカドの店の大半はもう閉まっている。

夕方、買い物時の混みあったレジに並び、買い忘れがないかもう一度考える。
(が、それでも3日に1度は、なにかしら買い忘れる)
主婦だけど学生、学生だけど主婦。
主婦にはなったことがないし、学生になるのは久しぶりだ。
それをいっぺんに体験する、非日常的な旅の日常。


e0040591_16183223.jpg学校のない土曜日はメルカドへ行く。
アンティグアのメルカドは、土曜が盛り上がるのだ。
野菜、肉、果物、花、日用雑貨品。
ごちゃごちゃと店がひしめき合う市場内では、
スリに気をつけなくちゃならない。
以前、ウズベキスタンの市場で、
鞄の中の財布を掏られたことがある。

土曜のメルカドは、前へ進むのが大変なほどの人出。
そこをかき分け、目当てのものを探し、
インディヘナのおばちゃんたちと値段交渉をする。


Hector先生のお陰で、スペイン語での値段交渉にもずいぶん慣れてきた。
 ・相場を知っておくこと。
 ・さもこの町で長く暮らす外国人であるかのように、堂々と交渉すること。
これが秘訣。
山ほどの野菜や肉をボデゴナより何割も安く買って、「できる主婦だ・・・」とひとり悦に入る。
が、次の瞬間、「それなのに、なぜいまだ嫁にいけていないのか?」という疑問が浮かび、
考えても答が出せず、へこむ。

買い物に疲れ、墓穴を掘りかねない自問自答で更に疲れ、メルカドの片隅で休む。
目の前を早足で駆け抜けていくたくさんの人。
果物や野菜を満載した荷車が、その流れを一瞬止める。
荷車が細い路地を曲がり、人々の流れは再び一定の速度を取り戻す。
あちこちから聞こえる威勢のいい売り子の声。
年老いた人、赤ん坊、裕福な人、貧しい人、インディヘナ、ラティーノ、外国人。

屋根をたたく雨の音が聞こえてきた。宿に帰らなきゃ行けない。
しかし、腰が上がらない。市場内に満ちた活気と熱気から離れられない。

と、籠いっぱいのじゃがいもを持った小さな女の子が、わたしの傍へ寄ってきた。
「1ケツァール」と、一袋わたしに差し出す。
じゃがいもはもう買っちゃったんだけどな・・・と思いつつ、
可愛い女の子には弱いので、つい買ってしまう。

「グラッシアス、チキータ」とわたしが言うと、まだ10歳にもなっていないだろう彼女は、
恥ずかしそうに笑って走り去り、人ごみの中に消えてしまった。
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by tomokoy77 | 2005-08-03 17:18 | Guatemala  

移動遊園地

アンティグアに、移動遊園地がやってきた。
土曜の夜、みんなで遊びに行ってきた。

ずらっと並ぶ夜店。
射的もあれば、林檎飴も売っている。懐かしい。
しかし、ここはグアテマラ。夜店の大半はタコス屋だ。

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と、円形の柵の中を覗いている人たちがいる。
見ると、大きなビニールプールにお盆が4つ浮かんでいる。
柵の外から1ケツァールコインを投げ、
見事お盆に載せればペプシのビッグボトルを貰えるのだという。
 

コインを投げる日本人。
水中に沈む1ケツァールコイン。
失笑するグアテマラ人。
ムキになる日本人。
お盆に触れもせず、沈む1ケツァールコイン。
ますますムキになる日本人。
おい、K太郎、いくら使ってるんだ!?

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先へと進んでいくと、ミニジェットコースターやゴーカート、
フライング・カーペット(って言うの?)まであり、なかなか豪華だ。
←そのうちのひとつ。
もともとこういう乗り物は苦手なのに、
ノリとは怖いもので、つい一緒に乗ってしまった。
セニョーーール、止めてぇ!
吐く、吐くって!
降りた後。膝はガクガク、腕はズキズキ。
顔面蒼白の面々の中で、ひとりはしゃぐK太郎。・・・。



「見世物小屋に行こう。」
そうだ。気持ち悪くて忘れるところだった。
この移動遊園地に、なんと、全身毛むくじゃらの女が登場する見世物小屋があるという。
なんだ、それは!?手塚治虫の漫画みたいじゃないか!
そうだ。そもそもそれを見るために来たのだ。

黒い布で覆われたその小屋の外には、
水着を着たお姉ちゃんと、ゴリラの絵が描かれている。
お姉ちゃんとゴリラに何の関係が?もしかして姉妹とか?  深まる謎。高まる期待。

5ケツァール(約80円)を払い、中へ。
狭くて暗い小屋の中には、大音量でユーロビートがかかり、
MCの兄ちゃんが、何ごとかを叫んでいる。
日本人5人とグアテマラ人5人が集まったところでカーテンが引かれ、小屋内は真っ暗に。

と、舞台の布が上がり、檻の中に下着姿の美女が現れた。おお。
と、美女の姿がだんだんぼやけ、ゴリラに変わっていく。おおおお!

しかし、しかしだ。
・・・あれはどう見たって、着ぐるみじゃないか!?

と、突然暗転。
真っ暗になった次の瞬間、再びライトが点けられ、客席の目の前にゴリラ女が!

ぎゃああああああああああああああああああ

叫ぶ日本人。
爆笑するグアテマラ人。
暗転。
ゴリラ女。
暗転。
ゴリラ女。
暗転。
・・・終了。

ああ笑った。笑いすぎて、・・・気持ち悪い。


おまけ
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夜店で売られていた偽物シャネルバッグ。
手作り感あふれる、すばらしい一品だ。
グアテマラ民芸品職人の心意気を感じる。
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by tomokoy77 | 2005-08-01 22:00 | Guatemala  

暗い人

e0040591_1655948.jpgグアテマラはアンティグアのスペイン語学校に通い始めて、2週間。 4時間×11日が過ぎた。
スペイン語は読みやすく話しやすい言語。が、奥が深い。
こういう言語って他にも多いらしいのだけど、

主語が私か君か貴方か私達か彼等かによって、
後ろにくる動詞が毎度毎度毎度毎度毎度毎度(しつこい)・・・変化する。

さらに、過去形、未来形にいくつもの種類があって、
その形によってもまた動詞を変化させなきゃいけない。
ひとつの動詞における変化形の数は、50以上。おえ・・・。
ドミの片隅のベッドの上で、この変化形をブツブツブツブツ言いながら覚える様は、
かなり暗い。
久々の暗記って行為に、自分の脳年齢を知り、しばし本当に暗い人になる。

学校は1対1の個人授業だ。 わたしの担当は、Hector先生。
8匹の猫、12匹の犬と一緒に住んでいる、41歳、独身のおじさん。

4時間の授業って長い。休憩をはさまないこともある。
でも、そんな長い時間、先生はずっとわたしを楽しませ続けてくれる。
単語や動詞の変化を教えるだけじゃない。
この国のこと、これまでのこと、このさきのこと、今考えていること。
私たちは休みなく話す。年齢も国籍も立場も越えて、とにかく休みなく。

今日の授業の半分は、学校を出て市場に行った。
一人暮らしの先生が、上手な買い物の仕方を教えてくれる。
頑張って覚えた単語が、市場のおばちゃんたちに通じたときの嬉しさったらない。
もっと知りたい。 そう思えば、勉強はこんなにも楽しい。

来週の木曜で先生ともお別れだ。
ありがとうの気持ちをこめて、スペイン語で手紙を書こう。
   先生、ありがとう。
この気持ち、少しで多く伝えたい。
だから今日も、ブツブツブツブツ。ドミの片隅で、暗い人になろう。
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by tomokoy77 | 2005-07-31 23:00 | Guatemala