カテゴリ:Tanzania( 15 )

 

サファリ(ンゴロンゴロN.P.)

e0040591_2272722.jpge0040591_2210994.jpg

ンゴロンゴロN.P.は巨大なクレーターだ。深さは200mくらいだろうか。多くの動物はここで生まれ、クレーターの外へ出ることなく一生を終える。限られた地域に動物が集中しているので、セレンゲティやマサイマラといったサバンナ型のN.P.とは違い、一度にたくさんの動物を見られるのがンゴロンゴロの魅力だ。

ヌー(左上)とシマウマ(右上)。マサイマラ(ケニア)とセレンゲティ(タンザニア)にいるヌーとシマウマは、草を求めて年に2回、国境をはさんだふたつの国立公園を行き来する。その際に見られる、何千というヌーとシマウマの群れが河を渡る様子は壮絶らしい。

e0040591_2212310.jpge0040591_22131059.jpg

わたしは動物園が嫌いだ。いつからかわからないけれど、檻の中に入っている動物を見ていると息苦しくなる。自分が閉所恐怖症だからだろうか、あんな狭い檻の中に一生・・と思うと可哀想だし、両手足を縛られたような圧迫感に襲われる。
動物園には保護だの研究だのといった目的もあるのだろうが、まあとにかく嫌いなものは嫌いだ。だから動物園にはしばらく行っていない。

でも動物は好きだから、ここへ来て檻に入っていない動物を見られとても幸せだった。ハイエナがインパラの首をくわえて、嬉しそうに駆けていった。ジャッカルがその後をつけて行った。みんな、自分の餌は自分の力で狩っている。

e0040591_22142232.jpge0040591_2215125.jpg

ここでは人間のほうが檻に入っている。車に守られながらサバンナを行き来する人間は無様だ。「ライオンがいた」という無線が入ると、何十台ものサファリーカーが集まり、写真待ちの行列ができる。車両数を制限していないのか、クレーターの底には目に付く動物よりも多いほどの車が列をなし、土煙を上げて縦横無尽に走り回っている。
これが自然だろうか。結局、ここにいる動物たちも国立公園という大きな檻の中から外へは出られない。

帰り際に黒サイの親子を見た。今回のサファリにあたり、わたしが一番見たかった動物。現在ンゴロンゴロに黒サイは20頭しかいないという。あんまり車に近づくなよ、ちゃんと生き延びろよと思いながら、街へ戻った。

e0040591_22155279.jpg
[PR]

by tomokoy77 | 2006-07-08 14:00 | Tanzania  

サファリ(マニャラ湖N.P.)

e0040591_21544791.jpge0040591_21534735.jpg

タンザニア北部の町アルーシャから、マニャラ湖N.P.とンゴロンゴロN.P.をめぐる1泊2日のサファリに出かける。初日はマサイ族の多く住む街道を抜け、天井の開くサファリカーに乗って、マニャラ湖畔の森へ向かう。最初に見つけたのは裸になった白人の群れ。

この森でついに見たものがあった。それはサバンナモンキー。このサルの姿はこれまでにも何度か見たことがあったけれど、先日友達に教えてもらった情報を、ここで初めて確認することができた。それは、サバンナモンキーの金○がとても鮮やかな青色をしてるということ。影では青金サルとも呼ばれているらしい。確かに毒々しいほど鮮やかな青色をしていた。

e0040591_21554459.jpge0040591_215899.jpg

湖畔近くで、キリンの群れに出会った。車のすぐわきで、一心不乱に木の葉を食べている。これはマサイキリン。アミメキリンよりも少し小さく、ぎざぎざの網目柄を持つ。キリンの目は、まつげが長くて優しそう。若いオスのキリン同士が、長い首を絡めて遊びだした。サバンナの中で。幸せそうに。
この日は他にも、アフリカゾウ、インパラ、カバ、マングース、ヒヒ、ダチョウやその他たくさんの鳥類を見ることができた。

マニャラ湖を見下ろすキャンプサイトへ向かう。たくさん動物が見られて大満足だった。でも、少しだけ心に引っかかるものがあった。それが何かは、翌日のサファリで知ることになる。
(ンゴロンゴロN.P.サファリへ続く→) 

e0040591_22214129.jpg
[PR]

by tomokoy77 | 2006-07-07 12:42 | Tanzania  

キリマンジャロコーヒー

e0040591_21244730.jpgアフリカ大陸最高峰キリマンジャロ山麓の町モシから、タンザニアで2番目に高いメルー山麓の町アルーシャヘ。
この地域一帯は、有名なキリマンジャロコーヒーの産地。アルーシャのカフェでさっそく飲んでみた。香りは弱め。酸味が強いので好き嫌いが分かれるかもしれない。
それでも久しぶりに飲むドリップコーヒーは最高。

見たかった(できれば登りたかった)キリマンジャロ山は、残念ながら厚い雲の中。
[PR]

by tomokoy77 | 2006-07-06 17:25 | Tanzania  

旅時間

ザンジバルを出てダルエスサラームに戻る。

e0040591_21574056.jpg行きの船は2時間半だったのに、帰りの船はまる一晩かかる。同料金だし、経由地があるわけでもないから不思議だ。どうして?と船会社の人に聞いたけど、いまいち的を得ない答えが返ってくるだけ。

たぶんこののんびりした島から、わずか2時間半であの喧騒に満ちたダルエスサラームに帰ってしまうと辛いんだろう。体内の島時間をリセットし、街時間に戻すためにはひと晩くらい必要だ。

ふと、体に刻み込まれた旅時間を日本時間に戻すのに一体いく晩かかるだろうと考えた。
[PR]

by tomokoy77 | 2006-06-28 21:58 | Tanzania  

ジャンビアーニ

e0040591_2381872.jpgザンジバル島の東海岸にあるジャンビアーニという小さな村へ行った。

海は遠浅で、どこまでも透明だ。
干潮のこの時間、ビーチから泳げるほどの深さのある場所まで行くのに30分近くかかる。
道中はウニがごろごろしていて歩きにくい。
ウニ食べ放題!と思ったけれど、どうやらこのウニは食べられない種類のものらしい。残念至極。
かわりに村でおいしいロブスターのパスタを食べた。


e0040591_2355480.jpg白砂の海岸を散歩する。

村中に流れるポレポレの空気。
スワヒリ語圏のアフリカ人が、
なにかにつけて口にする言葉。
ポレポレ、のんびり行こか。

南東から吹き付ける風が強くなってきた。
[PR]

by tomokoy77 | 2006-06-27 13:08 | Tanzania  

ザンジバルの子ども

e0040591_22592869.jpg 「ちょっと、わたしの写真撮っていきなさいよ」

ザンジバルの子どもは大人びている。
と言っても、子どもが無理して大人の振りをするようなのとは違う。日本のそれとはだいぶ違う。

なんと言ったらいいのだろう。
子どもらしさの中に、大人の落ち着きがちらほら覗く。

カメラを構えると、ふんと鼻をひとつ鳴らして、
彼女は腕を組んだ。
[PR]

by tomokoy77 | 2006-06-26 18:59 | Tanzania  

猫とべスパ

e0040591_22594956.jpgザンジバルには猫が多い。

島に猫は付きものといえど、
アフリカでこんなにたくさんの猫を見るのは
初めてのこと。
どの猫も、ぽってり太っている。


e0040591_2312886.jpgザンジバルにはべスパが多い。

迷路のようなこの小さな街で、
車は大きすぎて不便だ。
原付で細い路地を走り回るのが
この街の動き方。
[PR]

by tomokoy77 | 2006-06-26 16:02 | Tanzania  

ザンジバル ストーンタウン

e0040591_2256041.jpgザンジバル島は不思議なところだ。
タンザニアにありながら、大陸側のタンザニアとは全く違った空気を持つ。

ザンジバルはかつて独立国家だった。
大戦後、大陸のタンガニーカとひとつになってタンザニアという国が生まれたものの、ザンジバルはザンジバルとして、半ば自治国のような意識を今も持ち続けている。


e0040591_2250199.jpgこの島のもうひとつの歴史。

その昔、この島はアラブ人の持ち物であり、アフリカ有数の奴隷市場だった。奴隷市場としてのザンジバルは大いに栄えたらしい。島には今も奴隷市場跡が残る。皮肉なことに、その市場跡の上には美しい教会が建っている。過去の歴史を懺悔するかのように。

大陸で捉えられた黒人は、この島で競りにかけられた。競りでは、奴隷商人が奴隷を鞭で打つことで、彼らの値段が決まった。泣いた者の値は下がり、耐えたものの値は上がったという。


e0040591_22513318.jpgそうして買われた奴隷たちは、インドやヨーロッパ、遠くアメリカ大陸へと運ばれていった。ダウ船に詰め込まれ、決して少なくない数の奴隷が、手足に鎖をつけられた劣悪な環境の中、航海の途中で命を落とした。

奴隷制度が廃止され英国領となった頃のザンジバルには、十数人の日本人女性が住んでいた。からゆきさんという蔑称で呼ばれる日本人娼婦だ。


e0040591_22532296.jpg遠く日本から売られてきた彼女たちはこの小さな島で英国人相手のバーを営み、店はなかなかの繁盛をみせ、土地の人にも愛されて暮らしていたらしい。
今も島にはそのバーと、彼女たちが住んでいた家が残っている。

彼女たちのお墓があるという話は聞かなかった。
再び日本に帰ることができたのか、それともこの島のどこかで眠っているのだろうか。

[PR]

by tomokoy77 | 2006-06-26 12:58 | Tanzania  

屋台シーフード三昧

e0040591_2243551.jpgザンジバル島の港近くにあるフォロダニ公園には、
日没ごろからオレンジ色の光がいくつも灯り始める。
シーフードの炭火焼を売る屋台の明かりだ。

串に刺された数々の魚や海老、
丸ごとのカニつめやロブスターを指差すと、
その場で網の上にのせ、焼いてくれる。
ここでは蛸も食べる。こりこりとした懐かしい食感。

どこからともなく太った猫が集まってくる。
海風に吹かれて、シーフードをつまむ。旨い。
思わず、飲めないビールが欲しくなった。
[PR]

by tomokoy77 | 2006-06-25 19:41 | Tanzania  

ザンジバルへ

e0040591_22425151.jpgダルエスサラームの沖合いにある
ザンジバル島へフェリーで向かう。
行きはわずか2時間半の船旅。

昔から交易のために使われていたダウ船
(帆船)が、今も地元の人の足として、
海上を悠々と進んでいた。

何世紀も前から、変わらない光景。
[PR]

by tomokoy77 | 2006-06-25 12:43 | Tanzania