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ハロウィーン

e0040591_11471168.jpg今日はハロウィーン。
たまたま持ってた飴、あっという間になくなっちゃったよ。
 
この町でクスコに住む歳の近い日本人女性と出会った。
彼女にはペルー人の彼氏がいて、このままクスコで働き、
暮らす予定らしい。   人生イロイロ。
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by tomokoy77 | 2005-10-31 20:47 | Peru  

唾かけ強盗は実在するのね

e0040591_101606.jpgマチュピチュからの帰り道。
クスコの町に着いて、Mちゃんとふたりで
土曜市(別名・泥棒市)へ向かった。
市場に着くと、すごい人ごみ。
路上に露店が並び、
店と店の間はぎっしりと人で埋まっている。

これはスリが出そうだわーと、ポケットのチャックを全部閉め、リュックを前抱えにする。
が、市場に入って5分も経たないとき。なにか、顔に冷たいものがかかった。

・・・ん?

顔に手を当てると、ねばっとしたものが手のひらに触れた。

・・・なんだこれ?

そのとき、近くにいたおばちゃんが叫んだ。 

「¡ Arriva (上)!」

・・・上?

思わず上を向いてしまった。が、そこには何もない。
いったいこれなんだろ。どっから落ちてきたのかなー?と、なおも上を向くわたし。
と、そのときMちゃんが叫んだ。

「ちょっとあんた何やってんのよっ!!」

・・・え、なに?

見ると、わたしのジャケットの左ポケットが、刃物でざっくり切られている。

げ。

唾かけ強盗だったか!とようやく気づく。
慌ててポケットの中を探ると、そこにあった財布は無事。
泥棒は人ごみの中を逃げようとしているところだった。


おい、待てよーーーーーーーーーーーーっ!

走って追っかけ、泥棒(おばちゃん)を確保。
おばちゃんはいきなり 10sol (3ドル)札を出し、これでいいでしょ!と言う。

おいおいそうじゃねえだろう。
このジャケット日本で買ったんだぞ。こっちじゃ手に入らんのじゃ。どうしてくれる。

確かにそのノースフェイスのジャケットは日本で買った正規品。
が、1年半以上も旅で着ているため防水加工は剥がれ落ち、
いまや黒なんだか灰色なんだか分かんないような代物。

しかし、そういう問題ではない。300円貰ってそうですかと引き下がれるか。
「Ladoron (泥棒)!」 と 「Policia (警察)!」 を連呼し、
野次馬の兄ちゃんと一緒に泥棒を警察署へしょっぴく。

と、警察署のすぐ手前で子どもを抱いた若い女の子が近寄ってきた。
泥棒の姉妹だといい、抱きかかえた子どもを泥棒に渡す。泥棒の子どもなんだと。
いや、子どもがいるからといって許される問題ではない。

初めしらを切っていた泥棒は、警察署に入るなり手を合わせて謝り、
しまいには泣いて何かを懇願しだした。
と、警察官が言った。

「刑務所に入れるか、お金で解決するか、あなたが決めてください」

・・・まじで?

そうか。泥棒は刑務所に入れないでくれと頼んでいたのか。
泥棒おばちゃんは床にひざをついて懇願。子どもの食事代がどうのこうのと言っている。

くそう。子どもを引き合いに出すのは卑怯じゃないか・・・と思いつつも
ちょっと同情しかけたとき、携帯が鳴った。

おいおまえ、携帯なんて持ってるのか!?何が子どもの食事代だ!

怒り再燃。と、それを見た泥棒が言った。

「50 払うから許して」

50sol (15ドル)か。
それだけあれば、修理するなり中古のジャケットを買うなりできるだろう。
仕方がない。それで手を打つか。

・・・と思ったら、50sol でなく 50ドルだと言った。

そんな大金がいったいどこに!?と思ったら、
「家族が持っている」と言い、泥棒は警察官と一緒に出て行った。
そして3分とたたないうちに50ドルを持って現れた。

「これでいいか?」と警察官が念を押してくる。
うーん。刑務所にぶち込みたい気もするが・・・子どもがなあ。
「2度とやんなよっ」と言い、仲間の仕返しが怖いのでTAXIで帰宅。


生まれて初めて人に唾かけられたよ・・・
あれほど唾かけ強盗の手口を聞いていたのに引っかかるとは・・・。

破れたジャケットを眺めていたら、自分の馬鹿さ加減に悲しくなった。
お金を貰って解決したことも、良くなかったような気がしてきた。
だって、あのお金も誰かから盗んだものかもしれないし。

それにしてもたびたび物を盗られるなあ。
日本人旅行者に、「日頃の行いが悪いんじゃないの?」って言われたけど、
たしかにそうなのかもしれない。
28になったし、・・・ちょっとこれまでの行いを反省すべきかもしれない。
ああ。へこむ。


※唾かけ強盗って?※

唾をかけられた人が、「なんだこれ?」と動きを止めた瞬間に、スリや強盗を働く手口。
唾以外にも、ケチャップ、アイスクリームなど様々なバリエーションがある。
(そんなバリエーションは要らんのじゃ、ボケッ)

ほかにも、わざと転んだりお金を落としたりして、
相手が「大丈夫ですか?」と声をかけてきた瞬間を狙うという卑劣な手口もあり。
いずれも南米でしょっちゅう聞く犯罪手口、って聞いてたって引っかかるっちゅーの。
もしもう一度同じことがあっても、やっぱり引っかかるような気がする・・・。
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by tomokoy77 | 2005-10-29 09:33 | Peru  

マチュピチュバースデー

「お誕生日おめでとうございます」 
「ありがとうございます!!!」

ということで、今年の誕生日をマチュピチュで迎えるべく、
27日、起点となるマチュピチュ村に入った。

午前3時、起床。
村からマチュピチュまでは、午前5時半からバスが出ているのだが、それでは遅い。
観光客が押しかける前にマチュピチュへ行こうと、
(係官の到着よりも早く行けばタダで入れるかもしれないという情報も手伝って)、
グアテマラ以来久しぶりに再会したMちゃんと、世界一周中の群馬カップル、
わたしの4人で、午前3時半、マチュピチュを目指して歩き始める。

外は真っ暗。ヘッドライトの明かりで進む。
川を越えると、九十九折のバス道が続いていたが、そこへは入らず山道を行く。
石段が延々と続く。最初は楽しく、しかし次第に無口になって・・・。

e0040591_836563.jpg空は曇り、小雨が降っていた。
次第に空が白んできた。急な石段はまだまだ続く。
と、途中でハスキー犬みたいな犬に出会う。
どうも最近、山で犬に出会うことが多い。
やたらと呼吸の速い苦しそうなこの犬に食事をやって、
もうとっくに100段以上登っているだろう石段をまた登る。

午前5時半、マチュピチュの入り口に到着。残念ながら、すでに係官は到着していた。
6時の開園を待つ。そのときMちゃんが誕生日プレゼントをくれた。嬉しーい!ありがとーう!

6時になり、朝一番のバスが到着してしまった。
係のおじさんをせかして中に入れてもらう。

e0040591_8422576.jpgあたり一帯、霧に包まれていた。雨はもうやんでいる。
ゲートを抜けて奥へ進むと、
石造りの小屋のようなものが見えてきた。
あれがマチュピチュ?小さいな。あれじゃないのかな?

さらに進む。と、霧の中に動くもの。リャマだ!
しかし、マチュピチュはどこだろう?まだ着かないのかな?
前の人について、石段を駆け上がる。



── それは、突然現れた。



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どこまでも高くそびえ、どこまでも深く落ちるいくつもの山々にぐるりと囲まれて、
ああ、空中都市だ。空に浮かぶ島だ。

e0040591_8554134.jpgああこれがマチュピチュかと、
その姿をじっくり眺める前に、
雲とも霧ともつかない白いもやで、
その姿は隠されてしまった。

途中石段を一緒に登ってきた犬に再会。
朝露に濡れた石の上に腰掛けて、
空の町の空が晴れるのを待つ。

e0040591_91202.jpg細長いコップをいくつも伏せたような山脈。
霧は、山から山へ流れていく。
空気が澄んでいる。鳥が鳴いている。
朝だ、朝だと鳴いている。
霧が行き去り、その姿が再び現れる。
──これがマチュピチュか。

e0040591_962734.jpg石組みの町の中を歩く。
大広場にリャマがいた。アルパカもいる。
見分けはつかないが。

町を抜けた先にあるワイナピチュを目指す。
その山の上からはマチュピチュを見下ろすことができるという。
しかし、目指す山は霧に隠されていてよく見えない。
いったいどんな山だろう?

e0040591_9143468.jpgワイナピチュへの入り口で名前を書く。
時折この山から落ちて亡くなる人がいるためだという。

山道に入り、その先に尖がった山。ワイナピチュが見えてきた。
高い・・・。それにまたしても石段だ。
30分で登れると聞いていたが、
わたしたちは1時間近くかかってようやく登頂。
そのころ、すこしづつ青空が顔を出し始めた。


ずうっと先に、空の町が小さく見えた。鳥瞰図。鳥になった気分。
このままどこまでも飛べそうだ。
体はここにいる。山の頂上の大きな岩の上に在る。
でも、心はとっくに飛びたった。風に乗って、あの町の上をぐるぐると旋回している。

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登っている途中出会ったスペイン(バスク)人のおばちゃんに頂上で再会。

e0040591_9274982.jpgおばちゃんに今日がわたしの誕生日であることを告げると、
’ハッピーバースデー’の歌を歌ってくれた。
スペイン語で。英語で。
周りの人も一緒になって。手をたたいて。笑顔で。
天空都市を見下ろす山の上。抜けるような青空の下で。

「¡ Cumple años feliz ! (誕生日おめでとう)」
幸せだ。本当に「ハッピーバースデー」だ。

28年目の毎日がここから始まる。

e0040591_9391324.jpgワイナピチュを下りると、
下は観光客や学生でごった返していた。
今はペルーの修学旅行シーズン。
日はすっかり高くなり、炎天下。
昼過ぎ、もと来た石段を下って帰る。
ぐったり重い足を引きずって。でも心は軽やか。


     それにしても、いい誕生日だった。いくつになっても、祝ってもらうって嬉しいね。 
     地球の裏側へ、おめでとうメールを送ってくれたみんな、ありがとーう!
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by tomokoy77 | 2005-10-28 03:24 | Peru  

食べ放題じゃなくったって

「セントロまで行くのは面倒臭いね」と、
この日は宿の近くにある大衆的なオープンレストランで夕食を取ることに。

PEZが頼んだのは、アルゼンチンを代表する料理「パリージャ(肉の盛り合わせ)」。

e0040591_711982.jpgで、これが、パリージャ。
その様子はまるで”ひとりバーベキュー”。

肉は3人前くらいある。
ステーキ、骨付き肉、チョリソー、モツ。
野菜は一切付いてない。あるのはパンと肉と酒のみだ。

・・・いくら食べ放題じゃなくったって、
この国にいたらやばい。でぶまっしぐらだ・・・。
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by tomokoy77 | 2005-10-27 19:09 | Argentina  

彼女の一生

e0040591_7515022.jpgオリャンタイタンボの町へ向かう途中出会った彼女は、
不思議な帽子を被っていた。
フェルトでできた赤い帽子は鉢のような形をしていて、
いくつもの安全ピンが刺さっている。
聞くと、この安全ピンは独身の印なのだという。

いかにもインディヘナの顔。
浅黒い肌に少しつりあがった目と高い鼻。

歳はいくつだろう。独身というから、まだ10代の初めだろうか。

これから彼女は結婚して、たくさん子どもを生むのだろう。
山の奥の段々畑で働いて、鶏の世話をしながら子どもを育て、
生まれた山の中で一生を終えるんだろう。

わたしの毎日とあまりに違うその人生を思ったら、ちょっと眩暈がした。
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by tomokoy77 | 2005-10-27 07:43 | Peru  

クライマーズ・ハイ (レビュー)

「下るために、登るんさ ── 」

「面白いですね。誰でもみんな、山に来ると不思議なほど正直になっちゃう」
「うん、なぜかな?やっぱり空気とか景色のせいかな」
「違いますよ」 憐太郎は笑みを小さくして言った。
「ひょっとしたらこれがこの世で最後の会話になる。無意識にそう思っているからですよ。
山って、そういう場所ですから」


                       横山秀夫 「クライマーズ・ハイ」 
                       ※ミステリー作家の描く、山と飛行機事故。

e0040591_742362.jpgひょっとしたらこれが最後の会話になるかもなんて、
それは山の中だけの話じゃないのに、
地上にいる間は、そんなこと考えもしない。

だから、山に向かうのかもしれない。
いつだってその瞬間が最後になり得るということを、思い出すために。
そして、時々それを思い出すことは、
たぶんとても大切なことなのだろう。      ★★★☆☆
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by tomokoy77 | 2005-10-26 21:20 | Peru  

クスコ

e0040591_713372.jpgクスコに着いた。マチュピチュ観光の基点となる町。
宿に、手塚治虫の「火の鳥」が全巻そろっていて再読中。
只今、手塚ワールドに浸りきっております。
やっぱ手塚治虫はすごいね。天才だよ。
この頭のまま、マチュピチュでさらにトリップだ!
(・・・遺跡に興味ないんだけどね)
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by tomokoy77 | 2005-10-25 15:13 | Peru  

おばあちゃんの探し物

e0040591_6525881.jpgこれは友人Teo のおばあちゃん、85歳、Limaにて。
なんか探し物をしてるなあと思ったら、
わたしのキャップを見つけて被ってしまった。
「ばーちゃんもう出発するから返して」と言うと、
「これはわたしの帽子なのよ」ってご立腹。

わたしのおばあちゃんは今年で90歳になった。
元気にしているだろうかと、彼女を見てふと思い出した。
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by tomokoy77 | 2005-10-23 10:50 | Peru  

Lima ですが

ペルーの首都、Lima。
中華街や日本食屋があったり、日系人会館で日本語の本をたくさん読めたりということで、
この街に長居する日本人旅行者は多いらしい。

e0040591_793196.jpgが、日本語の本なら持っている。中華街なら横浜にある。
日本食を食いたきゃ、自分で作れる。都会に興味なし。
というわけで、Lima はスルー。さっさと南下。

パタゴニアだ! 南極だ! ブラジルだ! 
でっかい自然に会いに行くのだ!!!
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by tomokoy77 | 2005-10-23 07:05 | Peru  

じゃんじゃかじゃかじゃか 腰を振れ!

e0040591_630354.jpgこの日は宿のお母さんの兄弟セザールさんの誕生日。
わたしももうすぐってことで、一緒に祝ってもらった。
親戚が集まり、音楽隊まで来て豪華。
一次会は宿。二次会はカラオケバー。三次会はディスコテカ。

グラスを空けろ! 飲んだ・・・階段を上れなくなるまで飲んだ。
腹から声を出せ! 歌った・・・喉が嗄れるまで歌った。 
腰を振れ! 踊った・・・股関節が変な音をたてるまで踊った。。。 
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by tomokoy77 | 2005-10-21 06:29 | Peru