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スーペルクラシコ

e0040591_1147032.jpgアルゼンチンサッカーリーグのスーペルクラシコ、ボカ対リーベルの試合を見に行った。どちらもブエノスアイレス市内にホームを持つ人気チームだ。
当然ながら、前売りチケットは買えなかった。ダフ屋に賭けて、ボカのホームスタジアムであるボンボネーラに向かう。
スタジアム前どころか、ボカ地区へ向かうバスの中でも、信号待ちで隣り合わせた車の中でも、両チームのサポーターTシャツを着ている人をたくさん見かけた。

e0040591_11471934.jpgスタジアム前は、殺気だったサポーターと警官であふれていた。
ダフ屋からボカ側ゴール裏のチケットを約2500円で買う。前売り券は200円くらいだから10倍以上。それでも覚悟していたよりだいぶ安くすみ、よろこんでゲートに向かった。・・・しかし、ここで問題発生。

e0040591_1272639.jpg入り口の自動改札で、わたしたちの買ったチケットだけ中に詰まったまま出てこない。やられた。ニセモノだ。
係員に訴えたが聞いてもらず、追い払われてしまった。何とか入場する手はないか。と、少しでも早く入場するため、客の多くが自動改札を飛び越えて雪崩のように入場していくゲートがあった。

e0040591_11474432.jpgもう、この集団に混じって強行突入するしかない。覚悟を決めて、もみくちゃにされながらもなんとか自走改札を乗り越え入場を果たす。ちょっと心が痛んだけど。

会場内はすでに大盛り上がりだった。それにしても、明らかに定員オーバーだ。

e0040591_1148096.jpg試合は荒れに荒れた。
前半、ボカにレッドカードが2枚。しかもそのうち1枚はアルゼンチン代表も務めるゴールキーパーに出され、ボカはキーパー交代の上9人となり、リーベルに1点入れられ、これでホームでの勝ちは絶望的かと思われた。
しかし後半、リーベルにもレッド1枚、そしてボカがPKを獲得してこれを決め、1-1の同点で試合終了。
さすがスーペルクラシコ!見ごたえが違う。
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by tomokoy77 | 2006-03-26 16:52 | Argentina  

イパカライ

e0040591_22303252.jpg雨上がりのイパカライ湖は琵琶湖色。

内陸国のパラグアイで泳げる場所を求めて来たのに、この色を目にして断念。

湖畔のベンチに腰掛けてぼんやりする。

ぐにゃりと曲がった不思議な木の間を強い風が通り抜ける以外に、音がない。


静かな一日。
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by tomokoy77 | 2006-03-20 13:28 | Paraguay  

バスで行くドイツ

パラグアイの首都アスンシオン郊外にある保養地、イパカライ湖へ行ってきた。

1時間半ほどバスに乗って湖畔に着いたが宿が無い。
バスターミナルの人に相談して連れて行ってもらったそこは、幹線道路沿いにぽつんと一軒だけ建つきれいなホテルで、敷地内のレストランに入っていくと初老の白人女性が出迎えてくれたが、驚いたことにここではスペイン語が通じないのだった。

e0040591_2227947.jpg彼女はドイツ人だった。
ホテル内のレストランには4人組の客がいたが、彼らもまたドイツ語で話していた。
パラグアイは移民の多い国だからドイツ人がいたっておかしくはないのだけど、それにしてもこんな辺鄙な場所に一軒だけ建っているホテルがドイツ人経営だとちょっとびっくりする。

夕食は手作りのチョリソーと甘いクレープ。
耳に届くのはドイツ語、目に入るのはドイツ人ばかりで、なんだか本当にドイツに来てしまったような、不思議な一日だった。
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by tomokoy77 | 2006-03-19 21:26 | Paraguay  

盆踊り '06 en Encarnacion

e0040591_22164148.jpgアルゼンチンとの国境に近い街エンカルナシオンは移民の街だ。

世界53カ国からの移民を受け入れてきたこの街の郊外には、日本人居住区ピラポやドイツ人居住区オエナウなど、民族ごとの居住区が点在し、市内を行く人の顔も実にさまざまだ。


e0040591_22174715.jpgこの日はエンカルナシオン郊外で日本人による夏祭りが開かれた。
海外で盆踊りに参加するのは、今年1月にラプラタ市(アルゼンチン)で開かれた盆踊り大会についで2度目だ。


e0040591_22173393.jpgラプラタ市での盆踊り大会と比べると規模は小さかったが、婦人会による鳴子踊りや、ピラポ和太鼓保存会による太鼓、沖縄出身者による三線の演奏などの出し物がとてもよかった。


e0040591_2217083.jpg東京音頭、炭坑節に加え、この日はソーラン節の振り付けも覚えた。

南米で知った盆踊りの楽しみ。
帰国後は日本全国の盆踊りをはしごしたいもんだ。
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by tomokoy77 | 2006-03-18 22:06 | Paraguay  

SAKURA

e0040591_22205259.jpgパラグアイ南部の街、エンカルナシオン。

バスターミナル前の小学校の校門脇に、桃色の花をつけた大きな木が立っていた。

遠くから見るそれは桜に見えた。


e0040591_222132.jpg近づいてみると、その木には桜よりもずっと大きくて細長い花びらをつけた花が咲いていた。

日本はもうすぐ桜の季節だ。
去年の桜のころ日本を出たから、この旅ももうすぐ1年になる。

今年、日本の冬はずいぶん寒かったようだから、来月には日本中にきっときれいな桜が咲くだろう。
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by tomokoy77 | 2006-03-18 09:18 | Paraguay  

月と滝

e0040591_2231275.jpgアルゼンチン、ブラジル、パラグアイの3カ国にまたがる、毎秒6万トンの世界最大水量を誇るイグアスの滝。約4km、落差80mの間に大小300もの滝を持つ。

満月の夜に、アルゼンチン側からこの滝を見にいった。夜8時。国立公園内に入り電車に乗って滝に向かう。
電車を降りた先に大きな川があり、そこに架かった長い長い橋を歩いていく。この先に滝があるとは思えないほど、それは静かに流れ、川面に映った月はゆっくり揺れていた。
前方で水の流れる音が聞こえ、それが徐々に大きくなって轟音に変わるころ、ようやく滝が現れた。


e0040591_2261454.jpg悪魔の喉笛と呼ばれるイグアス最大の滝は、月明かりに白く照らされ遥か下方へ流れ落ちていた。

一瞬も止まることなく流れ続ける滝を見ていたら、なんだか落ち着かない気持ちになる。
迷ってばかりいないで、わたしも早く動かなければいけないのかもしれないと思った。
それは嫌な思いつきだった。
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by tomokoy77 | 2006-03-14 21:02 | Argentina  

雨上がり

e0040591_2153403.jpg雨が上がった。
夕日が落ちた。

雨上がりの夕焼けは、
晴れた日のそれよりずっときれいだ。


自転車に乗って、はやくうちにかえろう。

水たまりをよけたり夕焼けに見とれたりして、
ちょっと時間がかかるかもしれないけど。
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by tomokoy77 | 2006-03-14 18:52 | Paraguay  

荷物

この間日本へ荷物を送ったばかりなのに、ザックが重い。
荷物を送る以前は、床に置いたザックを直接持ち上げることが出来ず、一旦椅子か机の上においてから担がなければならないほどだった。

e0040591_21513251.jpg今使っているのは61リットル(グレゴリー)のザック。それがいつもぱんぱんの状態だ。南米では自炊の出来る宿が多いので、調味料なんかをたくさん持ち歩いているのが原因だろう。

重い荷物を持っていると、フットワークも重くなる。荷物は軽いに限るんだけどな。
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by tomokoy77 | 2006-03-13 10:50 | Paraguay  

イグアス日本人居住区

e0040591_21493373.jpg南米各地にある日本人居住区。
今日はそのうちのひとつ、パラグアイ中東部のシウダーデルエステ近くにあるイグアス市に向かった。

パラグアイへの日本人集団移住は1934年から、このイグアス移住区へは1964年から始まって、現在約900人の日系人が大豆栽培などで生計を立てて暮らしている。


e0040591_21494573.jpg以前ボリビアのサンタクルス市郊外にある居住区”コロニア沖縄”を訪ねたときにも聞いたことだが、入植した日本人はジャングルや荒れた土地をあてがわれ、病気や水害などと闘う苦難の毎日を乗り越えて、その土地に根付いていった。
しかし、大豆御殿と呼ばれる大きな家の建ち並んだ現在のイグアス市から、入植当時の様子を想像することは難しい。


e0040591_21495517.jpg南米に来るまで、わたしはこういった日本人移民のことを何も知らなかった。世界にはいったいどれだけの日本人が住んでいるんだろう。

今、この小さな町には農協があり、スーパーではパラグアイ製の味噌やしょうゆが売られている。まるで日本みたいだ。
市内にはパラグアイ人も多く住み、「オラ~」とスペイン語で挨拶しながらも日本式に頭を下げて通り過ぎていくのが印象的だった。それから、頭上に大きく広がった青い青い空が。
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by tomokoy77 | 2006-03-12 12:46 | Paraguay  

車窓

e0040591_21364929.jpgさっきから、君は車窓の景色に夢中。

わたしが君くらいの年の頃も、電車に乗るたび座席に膝ついて、ずっと窓の外を見ていた気がする。

そういえば旅の始まりの頃もそうだった。移動中のバスの窓を横切っていく知らない町や人を、飽きることなく眺めていた。

今は違う。バスの中ではひたすら眠って過ごすことにしている。いったいいつから、わたしは車窓の景色を見なくなったのだろう。


e0040591_2137147.jpg君を見習って、今日は久しぶりにバスの外を眺めて過ごしてみた。

赤土の一本道がまっすぐにのびる小さな村や、バイクに3人乗りして走っていく家族、たかーい椰子の木がにょきにょき生えている森を見たりした。

いつの間にか、車窓の景色に釘付けになっていた。
旅を始めた頃のように。

なんだか今日は楽しい移動になった。
ありがとう。君のおかげ。
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by tomokoy77 | 2006-03-07 16:36 | Brazil