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サナア

エチオピアからジプチへ、バスで2日。ジプチからイエメンのモッカ港へ、船で15時間。
アフリカから、アラビア半島へ。

イエメン到着は、ラマダン(断食月)の真っ只中。日中の飲食が禁じられているラマダンに恐怖しつつも、内心「ついに痩せるときが来た」とほくそ笑みつつ入国。・・・しかし、当てが外れた。

ラマダン中の夜明けから昼過ぎまで、大半の店はシャッターを下ろしている。人通りもまばらだ。どうやらみんな家で寝ているらしい。
夕方になってようやく店が開きだし、日没のアザーンとともに一斉に食事が始まる。みな「がつがつ」と音がしそうな勢いで食べる。日の出から日没まで、およそ12時間何も口にできなかったのだから、誰もがもはや必死の形相だ。わたしはといえば、室内でちゃっかりお菓子を食べたりしているから、さほどがっつかない。

こうして午後5時半に最初の食事をとり、午前0時、午前4時と、人々は何度も食べる。つられてわたしも食べる。車通りも人通りも凄まじく、町は毎夜お祭り騒ぎだ。その結果、痩せるどころじゃなかった。
しかし、ラマダン中のこの生活サイクル。これじゃ断食というより、ただ昼夜逆転の生活を送っているだけでは?と思ってしまう。ラマダンって、普段と同じように生活しながら断食することに意義があるように思うんだけど。


なんやかんやで、ラマダンは予想に反して食い倒れの日々として終わった。が、ここに落とし穴があった。旅行者にとってのラマダンは、むしろラマダン明けの1週間だった。
ラマダン明けは日本の年始のようなもので、国中が長い休みに入る。公的機関は1週間の長期休暇に入り、店という店が閉まる。レストランも、商店も閉まり、グーグー鳴るおなかを抱えて街中をさ迷い歩く羽目になった。


ラマダン明けの休みも終わり、現在、首都サナアは普段通りの生活に戻っている。旧市街の散歩が、なにより楽しい。さて、ここからどこへ行こうか。旅ももうのこりわずかだ。
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by tomokoy77 | 2006-10-31 21:49 | Yemen  

アジスアベバ

エチオピアの首都アジスアベバに着いた。

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ナイロビを出て、イシオロまでは順調にミニバスで5時間。イシオロで10時間待ったあと、ようやく1台のトラックが通り、週末ということでほかの車を探す余裕はなく、2×2×3mほどのスペースに、大人が30人くらい詰め込まれたトラックの荷台に乗って、20時間。無事、ビザ切れ前に国境の町モヤレに着いた。

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トラックの荷台での移動。夜は寒く、昼は砂埃がすごくて大変だったけど、道中マサイ族に似た美しい民族衣装を着た人たちに会ったり、野生の象を見たり、ラマダンの始まりに立ち会ったりと、なかなか楽しい旅だった。道もフラットダートで、思ったほど悪くなかった。ただ、国境付近からエチオピア南部のアワサまでは、水不足に悩む町ばかりで、洗濯はおろかシャワーもままならなかったのが(土埃にまみれているのに)、ちょっと辛いといえば辛かった。

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エチオピアに入ってさっそく、この国の主食インジェラを食べた。灰色のふわふわしたクレープのようなもので、その色と形状と臭いから”ぞうきん”を連想する人もいるようだが、食べて納得、確かに臭い、そしてものすごく酸っぱい。久々に喉が受け付けない食事に出会った。しかもこの国じゃこれが主食・・・。
アジスアベバでは、伸びきったスパゲティや油っこいサンドイッチなど、インジェラ以外のものも食べられるので何とかなっているけれど、南米で蓄えた8kgのオーバーウェイトが、ここへ来てだいぶ減ってきたような気がする・・・。

相変わらずネット環境が悪く、ブログを更新できない毎日がこの先も続きそう。でも、元気でやっているのでご心配なく。ではまた。
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by tomokoy77 | 2006-10-01 22:07 | Ethiopia